BUENO! BOOKS


Message for Japanese on North shore Waves Hawaii 2010-2011

戸倉 康守(DOVE SURFING WET SUITS創始者)

40年以上、サーフィン界を温かく見守り続けているDOVE SURFING WET SUITSの創始者、戸倉康守氏。「Japanese on North shore Waves」の制作は戸倉氏の呼びかけにより始まった。戸倉氏が本作に寄せる思いとは。

ここ数年、何社ものサーフィン雑誌が廃刊となり、パソコン主流の時代になってきています。しかし、紙に印刷された本来の雑誌をも残していかないことには、サーフィン業界の行く先は非常に暗いものになってしまうのではないか・・・という気持ちを捨てきれず、知人である「ブエノ!ブックス」の代表・上平氏に相談しました。すると「サーフィン業界が盛り上がるならば・・」と大変協力的な返事をいただき、ここに第一巻を発行する運びとなりました。この雑誌(写真集)作りに深く携わりましたが、今回の結果が良好であれば、また次号と続けていくことが出来るものと思います。そして、出来ることなら一年に1~2回発行する雑誌(写真集)にしていき、それによってサーファー&カメラマンの"やる気"が増し、"見せ場"が増えていくこと・・・そして、サーフィン業界に活気を取り戻し、盛り上がっていくことが出来ることを願います。皆さん、その為にサーフィンすることが大好きな多くのサーファー達が協力し合い、元気な業界にして末長くサーフィンが出来るよう力を合わせて行きましょう。



近藤 公朗(写真家)

この写真集を作るにあたって、参加する機会を与えて下さったブエノブックスの上平さん、ノマドの白谷さん、ダブの戸倉さんに心から感謝致します。ヤングジェネレーション中心の写真集です。今回選ばれなかったサーファーは大変残念ですが、今までの雑誌等ではなかった写真のセレクトで、ノースショアの違ったテイストを感じて頂けたら良いのではないでしょうか。 Aloha.



木本 直哉(写真家)

このたびブエノブックスから、昨冬のノースショアの集大成的な写真集が発刊されることになり、本当に良かったと思ってます。紙媒体が少なくなってきた昨今、こういった重みのあるものを残していかなければと、常々感じていたところでの出来事だったんです。ノースショアに集うサーファー、そしてカメラマンは、仕事というよりも修行に近いものを求め、ここにあるサーフィンのエッセンス、ビッグウエイブの魅力に引かれているのです。そんな皆の思いがぎっしり詰まったこの写真集をきっかけに、また次に続く、素敵な紙媒体の本を作り続けられるようになっていければと強く願っています。



神尾 光輝(写真家)

僕はノースショアを愛してやみません。単純に綺麗な海水と白い砂浜、サーファーのパワーが漲っていて、ノースショアほどサーファーが主役になれる場所はないと思っています。仕事柄、色々な国を訪れてきましたが、ハワイのローカルほどハッピーでスマイルをくれるサーファーはいないと感じています。まさに「アロハ 」「ALOHA」という意味なんだと思っています。ノースショアの波のパワーは想像以上にあり危険ですが、僕にとってはなんとも美しい限りです。毎年ノースショアを訪れて、自分の体力や精神がどれだけコントロールできるか?をひとつのバロメーターにしています。不思議とノースショアでの経験が、環境が変わり他の国のブレイクやカレントでのサバイブにいかされていますし、大きな自信に変わります。それと、ノースショアを尊敬する理由として、その波々が産み出す様々な人間関係、伝説、ストーリーだと感じています。僕が通い続けた17年間の間にも、様々な伝説を見て感じてきましたが、忘れる事の出来ない事と言えば、僕が聖地にしている「パイプライン」で同じ日本人サーファーである渡辺モトミツさんが亡くなってしまったことです・・・「パイプライン」を目の前にすると、いつも彼の事を思い出し、緊張感を保つように心がけています。今回、ノースショアの写真集に、尊敬するカメラマンの方々と参加させて頂き、心からの感謝を申し上げます。ここ数年、サーフィン専門誌が廃刊になり、紙媒体に自分の写真が使用される事が大分減って来ていました。時代はインターネットになり写真の価値や見方も変わりながらも、紙媒体への価値や存在を改めて思い知らされました。少しでも多くの方々が、この写真集を見て下さり、何かを感じて頂けて「サーファー」になってくれる事をお待ちしております。最後に、東日本大震災で被災してるサーファーの仲間達、原発事故で被災しているサーファーの仲間達へ・・・僕は、あなた達と共に復興にむけてサポートさせて頂きます。いつの日か笑ってサーフィンが出来る日を、自分達の手でつかみ取りましょう!!