

例えば「DAME des ARASOIGOTO」。BEAMS STREET店長の岡崎さん(NEWS参照)もお気に入りの、このTシャツはコム・デ・ギャルソンのロゴをモジった遊び心あふれるデザインながらも、「むなしく、悲しみを生むだけの争いごとはやめにしよう」という豊田さんのストレートなメッセージが表現されている。
その他、コミカルな“スマイル”が目をひく「BE HAPPY」。ポップなデザインの裏側には「Happyになりたいといくら思っても、Happyになれない。今、生きていることを楽しむことが、本当のHappyなんだ」という熱い思いが、実は込められている。
そんな心に染みいるメッセージに耳を傾けるのも、本の楽しみ方の一つだ。

単なるTシャツのデザイン集としてではなく、アーティスト豊田弘治の作品集として見応えたっぷりなところも魅力の一つ。フリーハンドで描かれた温かみのあるドローイングのTシャツは、見ているだけで心地よい気分に浸れる。


パームグラフィックスのまわりに、ジャンルを超えてファンが集まってくる理由。それは、豊田さんの温かい人柄なくしては語れない。彼のまわりは常に“ハッピー”な笑顔があふれ、写真の中の表情は誰もがみな穏やか。見ているこちらの顔も思わずほころんでしまうようなフォト&各界からのメッセージは、アーティスト豊田弘治のポートレートフォトブックやポエム集として、また違った楽しみ方が味わえる。
伝えたいメッセージや数え切れないほどの魅力が、いっぱい詰まった『100 T-SHIRT PALM GRAPHICS』は、言わばパームグラフィックスのバイブル的一冊。見終わった後は、いつも着ているTシャツが少し違って見えるかもしれない。
豊田弘治氏の作品をもっと見たい方は…
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